保険料が払えない

こんなときどうするの?

保険は安心を買うものです。

更新日:2021年04月02日

国民健康保険料は決して安いものではありません。「払わなくて済むなら払いたくない」という気持ちはよく解ります。

しかし、万がいち病気やケガを負い病院にかかったとき、費用を全額払わなければならないとしたらどうでしょう?考えただけでもゾッとしますね。


確かに保険料は高いかもしれませんが、それを払わないリスクを取るより、支払って安心を得た方がよっぽど賢い選択ではないでしょうか。


話を本題に戻しますが、そうはいっても現実的に保険料を納付することが困難になる場合もあると思います。そういう場合「無視して払わない」という選択肢だけは避けてください。


国民健康保険では「払いたくても払えない」という方のために保険料の軽減や減免措置を実施しています。詳しくは「国保の軽減・減免」で解説しますが、どの自治体も保険料の未納者に対して直ちに保険証を取り上げるとか、財産を差し押さえるなどという暴挙にでることはありません。


しかし、再三の勧告を無視され、理由もわからず未納状態を続けられては、きちんと納付している加入者に申し訳が立ちません。よって未納を続ける方に対しては厳しい行政処分を下すこともあるのです。


次回は、「保険料の滞納」に対する処分について解説します。