国保に加入したくない
こんなときどうするの?
加入手続きをしなくても強制加入させられる?
更新日:2021年04月02日
「ほとんど病院なんて行かないのに、年間30万円の保険料を払うなんてもったいない!」などといって国保の加入要件を満たしているのに手続きをしない人もいますが、それは大きな間違いです。
前項の「国民健康保険(国保)とは」でもお話しした通り、日本に住んでいる限りは必ず何らかの保険に加入しなければならないのです。
仮に会社を退職して国保の加入義務が発生した場合、「国保の加入手続きをしなければバレないのでは?」と思いがちですが、実は強制的に加入させられているのです。加入しているということは当然納付の義務も発生しますし、滞納すれば処分を受けることになります。
日本では無保険者という存在を認めていません(国民皆保険制度)。いずれの保険にも属していない人(手続きをしていない人)がいたとしても、その人は自動的に以前の保険を脱退した日までさかのぼって国保に加入させられます。そして同様に保険料もさかのぼって請求されます。
要するに加入したくないからしないというのは通用しない、それが国民健康保険です。